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国境線は戦争によって決定したのだ。そして国の性格は闘争によって
磨かれてきた。大概の場合、血まみれの闘争で。』
マイケル・レディーン 「テロの首領たちに対する戦争」
"Lying is central to the survival of nations and to the success of great enterprises, because if our enemies can count on the reliability of everything you say, your vulnerability is enormously increased....Look at the map of the world: national boundaries have not been drawn by peaceful men leading lives of spiritual contemplation. National boundaries have been established by war, and national character has been shaped by struggle, most often bloody struggle."
--Michael Ledeen The War Against the Terror Masters 1999
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こんなことはわざわざレディーンに言われなくても、
マキャベリのはるか以前から「当たり前のこと」だったわけです。
欧州はもちろん、中国の古典にはこの手の話があふれていますし、
日本でもおおよそ政治だの宗教だのを考える際の
基本になってきたはずです。
私がよく引用する明智光秀の言葉ですが、
『武士の嘘を武略と言ひ、仏の嘘を方便と言ふ。
土民百姓は、かはゆきものなり。』
上のレディーンの言葉にある『我々の敵』とは誰を指しているのでしょうか。
戦争の際の敵や大企業にとっての競争相手、
と考える人は、あまりにも人が好すぎるでしょう。
先ほどの引用はレディーンが1999年に書いた
The War Against the Terror Mastersからですが、
the Terror Mastersがでっち上げの架空の存在でしかないことを
レディーンが知らなかった、などということはありえません。
彼は「対テロ世界戦争」の仕掛け人の一人なのです。
ありもしない『我々の敵』に嘘を付くことなど馬鹿げた話です。
では『我々の敵』とは誰か。先ほどの明智光秀の言葉が
見事に言い当てています。支配者が嘘を付く対象は、
「土民百姓」、つまり被支配者側の人間たちなのです。
支配者にとって被支配者こそが最も恐ろしい敵なのです。
豊臣秀吉が農民から武器を取り上げ、検地で農民を縛りつけたのも、
農民の出身でありながら支配者となった秀吉自身が
『我々の敵』が誰であるのかを100%知り抜いていた
からこそなのです。
「イスラム・テロ」を公言して「平和運動」などをやっている連中が、
先日のダウニング・ストリート・メモを見て「騙された」などと
怒っていたようですが、最初から敵の手にはまっておいて、
さらに敵の手先を勤めながら、「騙された」もヘッタクレも
無いもので、我々の敵
(つまり世界の経済・政治・宗教・軍事で指導的な立場に建つ支配者)は、
はじめから被支配者を騙すことしか考えていないのです。
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