千成より
千成です。
今日避難地を探しに山に登りました。
いろいろな所を探し回りました。
いままで見つけてあった所以外に2カ所ほど
避難施設を建設可能な場所を見つけました。
さんざん歩き回ったのでそろそろ帰ろうかと
いう時に
「誰もいない山の中で一人の山歩きの方」
に会いました。
その方は65歳くらいの感じで白髪の上品な
方でした。
リュックを背負い、しょっちゅう山歩きをされているような服装でしたので
「この細い道を登ったらどこに行けるのですか」
と尋ねました。
その質問からいろいろそのあたりの地理について質問して
教えていただきました。
20分ほど、その山の話をした後で
その方が
「植物学の専門家」
であることがわかりました。
わたしと同じ市に住んでいて、その市の山岳会で5年前から
山の植物について教えておられるとのことでした。
その方は、
「知っている植物について忘れないように、しょっちゅう山に登って
植物を見ながら歩いている」
とのことでした。
千成:
「食べられる植物を探しているのですが」
植物の専門家:
「ほとんどが食べられる」
「食べられるけど、まずいよ」
千成:
「それらの植物は栄養はありますか?」
植物の専門家:
「ない」
千成:
「栄養もあって食べられるものはありますか」
「これなんか食べられますか?」
と近くの葉っぱをちぎって見せました。
植物の専門家:
「それはイタドリ(記憶がはっきりしない)だが、
小さいものは昔の人は食べたけど、これくらい大きくなると食べられないよ」
千成:
「食べられる植物を覚える方法はありませんか?」
植物の専門家:
「わたしは5年間教えてきたけど、一人も覚えられない」
「植物はみんな良く似たものばかりだから見分けられない」
「教えてもらった時は、“先生ありがたとうございました”って丁寧にお礼を
言ってくださるけど、全然覚えない」
千成:
「本を買って見ているのですが、本では見分けがつきせん」
植物の専門家:
「本を見て見分けられる人はプロだけです」
「食べられるものもいっぱいあるけど、毒のあるものもある」
「ちゃんと見分けられるのはプロだけです」
「素人には植物を見分けるのは無理です」
千成:
「わたしは食べられる植物が知りたくて最近カラーの本を買いました」
「でも写真を見てもどれが食べられるものかわかりません」
植物の専門家
「素人はカラー写真の載っている本を買うけど、プロはカラーのは
買いません」
|
その方は、持参されていた本をザックから取り出して見せてくれました。
その本はカラーではなく、モノクロで葉っぱの形などがスケッチしてある
ものでした。
そんな話を続けているうちに、わたしは、この専門家に会えたのは
天使の誘導だということが理解できました。
|