基礎IP講座
■IPとは何なの?
正確には、IPとはインターネットプロトコルのことですが、UGで”IP”といえば、IPアドレスを指すので、以下でもIPといえば、IPアドレスを表すことにします。
ネットに接続されたコンピュータ(以下、PC)には、それぞれのPCを識別するために、PCごとに異なる固有のIPを付ける必要があるのです。簡単に言えば、ネット上で、ひとりひとりに異なるIPという番号を付けて、通信すると言うことなのです。
IPは、32ビットのアドレスで、8ビットごとにピリオドで区切られたものです。例えば、133.33.11.8(このアドレスは本物ではありません)のように書かれます。
ちなみに、国内では、IPを社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が管理してます。
ところで、インターネットに私達が接続する場合、この番号をどこに設定しているのだろうか?答えは、プロバイダが自動的にログイン時に割り振っているのである。
■IPを確認する。
自分のIPを知りたいですか?それでは、Win9xなら「ファイル名を指定して実行...」で winipcfg と入力してみてください。でますので、・・・。wincfpcfgについては、特別講座<Win搭載ネットワークツール編>を参照してください。
■IPのクラス
IPは、32ビットの構成になっており、ネットワーク規模に応じて、クラスA〜Eまで分類されるのです。ちなみに、クラスEはIANAによって予約されており、現在使用されてません。
IPは、先頭のビットでクラスを識別します。
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クラス |
用途 |
割当て可能なネットワーク数 |
割当て可能なホスト数 |
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A |
大規模 |
27-2=126 |
224-2=16777214 |
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B |
中規模 |
214-2=16382 |
216-2=65534 |
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C |
小規模 |
221-2=2097150 |
28-2=254 |
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D |
特殊な通信形態のみ |
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■CIDRって何?
インターネットが爆発的に普及したことによりIPが不足してきたのです。
そこで、クラスレス(classless)なIP体系が生まれました。それは、CIDR(Classless Inter-Domain Routing)(サイダーと呼びます)に基づいているのです。
■サブネットマスクとは?
サブネットマスクとは、IPのホストアドレスの一部を使用して、ネットワークアドレスを拡張する方法です。
■生IPが知られたらどうなるの?
以下のは、簡単な例を示します。ただし、あなたはクライアントとして話をしていますので、あしからず。
●DoSアタック
DoSアタックとは、相手のIPに通常ありえないはずのパケットを送り、ネットワーク機能やOS自体を操作不能にしてしまうわけです。マシンを再起動してしまえば機能は回復しなすが、面倒なのですね。特に何度も攻撃されるとね。
IP偽造してDoSアタックされることもあります。
例;WinNuke、TearDrop、Land、SynFlood、Sumata、Moyariなど
●IPから名前変換による地域をしられてしまう。
ISP(プロバイダ)とテレホにより、地域を特定されるかもしれないのです。
例;ISPから50km以内に住んでいるなとか。
また、小規模のISPならドメイン名をwhoisするだけで地域が割り出されてしまう可能性もあります。
■IPはいつ、どこで、ばれてるの?
●Mailヘッダ
●チャットのとき
チャットの入場や退室時にIPを表示するところがあるのです。
●掲示板
ソースをみるで簡単にわかる場合があります。
例;Tea*UPなど
●ICQ
それ系のTOOLがたくさん出回ってますね。
●SNMP
などなど(基礎講座ではこのへんでやめます)
●CGI
■常時接続とIP
ICQをやっている人は、ICQメニューから「アカウントの追加/変更」->「個人情報の表示/変更」を選択後、「現在/最後のIPアドレス」という表示欄を参照していただきたい。すると、自分に割り当てられてたIPアドレスが参照されているのだ。このIPアドレス、接続するたびに、変更されていることがお分かりいただけると思います。
ところで、インターネットに常時接続されているようなコンピュータは、IPアドレスが変更されない。それもそのはず、切断しないのだから、常に変更されないのは当たり前の話だ。ところで、IPアドレスが変更されないことによって、問題点がある。それは、ハッキング・クラッキングのターゲットにされやすいとい
うことである。いつもIPアドレスが変更されるようなコンピュータであれば、アタックしても次の日には、もう無効になっているということがあるため、常時接続していないような場合にはターゲットにされにくいのである。
そのため、常時接続されているコンピュータには、それなりのセキュリティが必要である。ケーブルテレビを利用して常時接続されているような方などは注意された方がいいかもしれません。
■IPの不足
IPは、IANA(Internet Assigned Numbers Authority/アドレス割当機構)が割り当て、管理している。ところで、xxxには0〜255までの256通りの文字が入るため、実質的にはIPアドレスは256の4乗である、約43億ほどの数があり、全人類1人当たり1コンピュータを持っていたとしても、足りそうな感じがするのだが、IPアドレスがもう枯渇寸前である。それはなぜだろうか?1人当たり2台や、3台持っているから
だろうか?理由はそんなことではないのである。
理由は、企業やプロバイダに対して割り当てる方法に問題があるのである。企業で例えれば、1〜256台までのコンピューターが接続されている企業には、xxx.xxx.xxx.0〜xxx.xxx.xxx.255までが割り当てられる。例え、10台しかないとしてもだ(将来的にコンピュータが増える可能性も考慮してIANAは、256のIP
アドレスを割り当てる)。更に、257台〜65,536台までのコンピューターが接続されている企業には、xxx.xxx.0.0〜xxx.xxx.255.255までが割り当てられる(この場合、65,536ものIPアドレスを割り当てることになる)。しかし、例え、256台を超えるコンピュータを所有する大企業が多くあったとしても、6万台も接続しているところは皆無に等しいわけで、多くの企業は、このxxx.xxx.0.0〜xxx.xxx.255.255のドメインが割り当てられる。そうすれば、256の2乗である65,536企業しかIPアドレスを取得できなくなるという仕組みになってしまうのである。
そのため、今後これを打開する方法をいち早く考慮すべきである。そうしなければ、完全にIPアドレスが枯渇してしまい、新しく割り当てることができなくなる。(それなら、1ヶ所増やして、xxx.xxx.xxx.xxx.xxxにすれば良いじゃないかと考えてしまうのだが、これだと、送信先を指定するのに、その分のデータを転送しなければならなくなる。送信先指定は、データを送るたびにされるので、ネットワークにかなりの負担がかかり、良好の策だとは考えられない)。
■様々な特殊なIPアドレス
192.9.200.xxx
SunのデフォルトのクラスCです。
■参考文献
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