ここでは、基礎の基礎というか、簡単な説明のみなので、詳しくは自分で調べてください。
少し知ってると、ミステリーを読むときに若干楽しみが増えるかもしれませんね。
■死後硬直
●死後硬直の原因は、主に筋肉内のATPの分解、つまり、一種の化学反応が原因。
●不行性型硬直(番号の順に進みます)
1、顎(あご)の間接
2、腕と足(四肢)の大関節;死後7〜8時間
3、手の指;死後10時間以上
4、足の指
●常温に近いほど誤差は少ない。
●冷凍状態では死後硬直が起こりにくい。
●死後20時間ぐらいで、硬直は最強度。
●スポーツ中の急死のように筋肉が疲労状態にあると、これらの化学反応が強く早く反応して、硬直は死亡直後に出現する。(これ重要)
■死斑
●指で押すと、速やかに消えると、死後10時間以下。
●低温では出にくい。
●就下現象;流動性を保った状態ならば、下になっている方へ移動。
●仰向けにして、一定時間後、うつ伏せにすると身体の両面に出ることもある。
●ガス中毒の死斑は、鮮紅色。
●急性心臓死または窒息は、暗赤紫色。
■毒混入チェック
●青酸物+クリーム(コーヒー)→脂肪が粒状に分離
■失禁跡
●死体の真下にある時は自殺の可能性が大だが、離れた位置にあった場合には殺人の疑いが強い。
■カスパーの腐敗進行度
●空気中に置かれた死体の腐敗の進行度を1とすれば、水中死体の腐敗度は2倍遅くなり、土中に埋めた場合は8倍遅い。
■土中死体
●一般的に、腐り始めは酸化作用が強く、酸性腐敗となってガスが発生し、死体は土左衛門といわれるようにふくれあがる。
そのうちに、体のタンパク質が分解して組織が融解し、腐敗液汁が流れ出すと、アルカリ性腐敗に変化し、その悪臭は一段と強くなる。
●しかし、土中20〜30cm埋められると、腐敗臭は地上に上がってこない。(これ、重要)
■瞳孔散大
●例外が1つだけがある。有機燐剤中毒死の場合は、瞳孔が逆にきわめて小さく縮瞳する。
■八何(はっか)の原則
●いつ(時間)、どこで(場所)、誰が(犯人)、誰と(共犯者)、何故に(動機)、誰に対して(被害者)、いかにして(方法)、いかにした(結果)。
■生活反応
●生きている人が傷を受けると、必ず出血が伴う。これを、生活反応があるという。
■死後体温低下
●一般的に気温が摂氏20度の時、はじめの7時間は毎時間1度、以後毎時間0.5度低下する。
■法規
●「死後24時間を過ぎないと、火葬埋葬することができない。」(墓地埋葬法第三条)←みんな知ってた?
■参考
●統計的には、全死亡の85%は病死であり、残る15%が変死である。
標準編では、変死体の判別法を紹介するつもりです。
お楽しみに。(いるのかな?)
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