今月のindex
◎エッセイ:“わたくしごとですが・・・”(カネゴン)
◎おすすめ絵本:「せんせい」(カネゴン)
◎おはなし屋・ライブ(内藤由紀)
◎おすすめ絵本:「桃源郷ものがたり」(レインボー)
◎ブックトーク講演会レポート:(レインボー)皆様おひさしぶりです。しばらく雲隠れ?しておりましたカネゴンです。
エッセイ
母のつぶやき
●“わたくしごとですが・・・”
カネゴン
私事で恐縮ですが主人の転職!のためとおく関東に引越しすることになりました。
それまでの葛藤といえば、もう言葉にできないくらい私にとっては大きいものでした。
自分たちの絵本サークルでまだまだしたいこともあるし、仕事も見つけたいと思ってた
し、心の通じ合う親友も数多くいるし、お互いの両親も関西だし、それが全部とおくな
ってしまうのかと思うといてもたってもいられない感じでした。落ち込んで寝たきりの
日もあれば、ほとんど泣いてたように思います。転勤なら納得したかもしれませんが、
(わからないけど)転職となるとかなり納得するまでに多くの時間を要しました。それ
でも主人と今までになくよく話し合って、ようやく心も落ち着き、冷静・前向きな気持
ちで自分の子どもにも周囲の友人にも伝えたところです。
我が家はこの春入園と入学を控えています。仲のいいおともだちといっしょにランドセ
ルをしょって近くの小学校に行くのを楽しみにしていた長女と、姉が通っていた幼稚園
に行く気満々だった次女には、絵本を通して、少しでも今後の不安を少なくしてあげた
いと思い、選んだのがこの絵本です。いかにも「もうすぐいちねんせい」とか「ともだちつくろうね」とかいうのではなく、
おすすめ絵本
●『せんせい』
大場牧夫・ぶん 長 新太・え
福音館書店 月刊かがくのとも1992年4月号
カネゴン
ページ数:28頁
サイズ:26X23cm
初版年月日:1996年2月15日
ISBNコード:4-8340-1373-1
画像の使用許可をいただいています。
“せんせい”のいろんな面を捉えた面白い絵本です。あるときせんせいは“うま”で“オ
ニ”で“おきゃくさん”。それからせんせいにも子どもがいて、おかあさんがいる。そし
て最後は“わたしたちのせんせい!”。カラフルでユニークな絵と意外なことばの展開に
より(←私が思うに)何度でも読んで、読んで、とせがまれるようになりました。新しい
ところでも、やさしくて信頼できるせんせいが待っててくれてるよ!と口には出しません
が、そんな風に伝わるといいな。●おはなし屋・ライブ
内藤由紀
初めまして。おはなし屋の内藤由紀と申します。おとなに、子どもに、語りや朗読を出
前する活動をしています。2月8日、おはなし屋・内藤由紀はとても楽しいライブを体験
しました。ジャズボーカリストとの共演です。演目はロマ(ジプシー)に伝わる昔話「風
の夜の旅人」。孤独な女が、この世ならぬ男に恋をする、切なくも美しい物語です。語り
なれたはずのお話が、ボーカリストの落ち着いた柔らかな声と、甘いギターの音色が加わ
ることで、まったく別の物語に生まれ変わっていく様子は、演じている私でさえわくわく
しました。語りを始めて6年。ご縁があって、ミュージシャンの皆さんとご一緒させてい
ただく機会が増えてきました。いつもいつも、刺激的な体験をしています。相手の音を聞
きながら、自分の声を出すことが、こんなに楽しいものだったんですね。もっと早くこの
楽しさに出会いたかった。
3月1日は、いつもお世話になっている絵本屋さんで、パーカッションのミュージシャン
たちと一緒にライブをします。絵本「カニツンツン」を使って、遊んでみようと思ってい
ます。そのご報告も、いずれまた。表紙の美しい桃の花に魅かれて手にとってみました。桃源郷(とうげんきょう)。
おすすめ絵本
●『桃源郷ものがたり』
(世界傑作絵本シリーズ)
レインボー
松居 直:文 蔡 皋:絵福音館書店
本体価格: \1,600
出版:福音館書店
サイズ:30×31cm / 1冊
ISBN:4-8340-1799-0
発行年月:2002.2
利用対象: 幼児 小学1−2年生
画像の使用許可をいただいています。
お聞きになったことがあるかもしれません。そう、漢文の『桃花源記』(陶淵明)。
戦いのない、平和な理想郷。私にとっても漢文からくる水墨画のイメージしかなか
ったのですが、この本で中国の絵本画家の方が見事にその世界を写し撮って下さり、
美しい桃の花の世界を味わうことができました。殺伐とした世界情勢の中、祈りを
込めてこの本を子ども達に読み語りしています。
<ブックトーク講演会レポート>
●『大好きな一冊と出会える機会を、子どもたちに』
-ブックトークって知っていますか?-
講師:北畑博子先生(ブックトークスペシャリスト)
レインボー
ブックトークとは、テーマに沿ってトークでつなぎながら何冊かの本を紹介する、読書への誘いの方法です。実際にブックトークをしていただきながら、先生お勧めの絵本紹介や子ども達と本の出会いのエピソードなどもお話していただきました。
*なぜ今ブックトークが必要?
今子ども達の周りには良い読書環境(大人の干渉なく自由に手にとって見ることのできる)が無いので、大人が子どもの本を理解した上で本との出会いの機会を作ってあげることが大切。
*ブックトークって?
読み聞かせや本の紹介とは違って、テーマに沿ってトークで本が紹介されていきます。たとえば、おおかみというテーマなら、『三びきのコブタのほんとうの話』を少し読み、そう言えば、こんなおおかみもいますよ、と『ポリーとはらぺこオオカミ』。『あらしのよるに』を途中まで読んであとはお楽しみ!なんて、思わず後から結末を読みたくなります。
ちなみに、数冊紹介した上で、「これがおおかみのほんとうの話」とオチがついていました。
*興味のある方は北畑博子先生の著書をどうぞ。
『いつでもブックトーク―行ってみよう本の世界へ―』連合出版
『どこでもブックトーク―構想から実践まで8つのポイント―』連合出版Back / Menu / Next
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