紀伊半島ぐるり一周
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3月のダイヤ改正で、紀伊半島からかつての急行型電車165系が引退。それほど思い入れはなかったものの、3月に入るとどうも気になってしまいました。ついでに紀勢本線の未乗区間にも乗ってみたい。普通列車のみでは1日で紀伊半島一周は難しいので、和歌山市内のビジネスホテルをあたってみると、取れてしまった…というわけで、急遽決定しました。
最近の定番になってしまった、快速ムーンライトながらで名古屋へ。関西本線の発車まで時間があるのでひと駅もどって金山へ、コンビニで朝食を調達。名古屋から関西本線を乗継いで西へ向かいます。この日じゅうに和歌山へ到着すればいいので、昼はもちろん(笑)京田辺の香辛房です。しかし直行しても早すぎるので、早春の月ヶ瀬梅渓に立寄ることにしていました。
月ヶ瀬口のひと駅先の笠置で上下列車が行き違うため、一旦笠置まで行き、山城のT氏と合流。月ヶ瀬口まで戻ったところで、同じ列車に乗っておられた大和のMK氏と合流しました。同じ目的の客がたくさん乗っていて、車内では思うように移動できなかったんだそうな。ともあれ、ぶじ合流でき、梅渓に向かいます。
梅渓ゆきのバスは駅前から出ますが、停車しているバスは満員で、さらに列ができています。3人いるので、タクシーに乗ってしまうことにしました。途中でバスを追い越し、10分あまりで梅渓の入口に到着。展望台まで歩いてみました。
月ヶ瀬梅渓を後にし、再びタクシーで駅に戻ります。たまたまやってきたタクシーに乗ったら、運賃体系が異なるのか、行きより高くついちゃいました。ちなみに梅渓は奈良県ですが、駅は京都府にあり、やってきたタクシーは三重県上野市からの車でした。
駅に着くとちょうど列車がやってくるところ。加茂と木津で乗継ぎ、京田辺へ。木津で乗継ぎ待ちをしていると、パンダのヘッドマークをつけた電車がやってきました。このマーク、このあとも時々見かけました。
京田辺の駅は新しくできたばかりの橋上駅舎。2週間後のダイヤ改正にむけて構内では最終調整が進められていました。
香辛房とボウリングで楽しんだのち、再び駅へ。ふと路上を見ると、こんな表示を見つけました。
京田辺から先ほどの鉄路を引き返し、大和路快速で王寺へ。ここでお二方と別れ、私は和歌山線で和歌山へ向かいます。和歌山へ行くだけならこのまま天王寺まで出たほうが速いし快適なのですが、あえてローカル線・和歌山線を使うことにしました。
空いている座席はなかった2両編成の車内、ほどなく客数は減っていきました。高田で桜井線、吉野口で吉野山への近鉄線と並ぶと、そのたびにそれなりの乗降があります。
吉野口の次の北宇智は、近郊区間では珍しいスイッチバック駅。通ったことはあるのですがかなり前のことなので、初めてのようなもの…。
橋本で高野山への南海高野線と顔を並べると、ほどなく車窓は暗くなってきました。以前乗った時は紀ノ川の川面がきれいに見えたような気がするので、ちょっぴり残念です。雑誌を広げながら時を過ごし、和歌山へ。王寺から88km、のんびり2時間半かかりました。
和歌山からは南海本線の和歌山市への路線が分岐しています。紀勢本線の末端区間ですが、現在はこの区間だけの折返し列車しか設定されていません。車両は和歌山線と同じ105系で、ホームも同じホームの反対側でした。乗換時間は1分でしたが難なくこなし、5分で和歌山市に到着です。
今晩の宿は和歌山市駅から徒歩5分程度のところでした。途中で気になるものを発見、チェックイン後に行ってみました。
前面には「バスラーメン」との表示があり、運転席部分には中華そばののれん。車内は前の方に椅子とテーブルが並べられ、後部が厨房になっていました。お話を伺うとこのバスで3台めなのだとか。駅を背にして数分歩けばすぐわかる所にありました。
腹を満たしたあとは市内をしばらく散策。といってももう夜なので、たいしたことはできません。ライトアップされた城を見たのち、まんが喫茶からインターネットを楽しみ、宿に戻りました。
翌朝は5時半に出発。少し明るくなりかけていました。バスラーメンの姿はなく、どこかに車庫があるのかも。和歌山市から和歌山へ出ると、紀勢本線の165系電車が待っていました。
朝日の中を1時間半。早朝のゆったりした空気が流れます。ずっと外を眺めていたつもりでしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
そして紀伊田辺に到着。165系電車とはここでおわかれです。
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