薔薇の埋葬 片翼・紗央里
第3話:散りゆく薔薇
薄暗い部屋の中で、ケンティフォーリアは沢山の薔薇に囲まれて身体を横たわらせていた。
鼻をかすめる、たくさんの薔薇の香りがケンティフォーリアの心を和ませる。
彼が今居る場所は、どこかの温室のようだった。
沢山の薔薇が、咲き乱れ、多々種類な薔薇がなんとも甘い香りを出している。
そして、どこか彼が見上げている天井には絵のような物がたくさん飾ってあった。
そんな、彼の首には何か黒い紋章のようなものがある。
黒々しい、どこか、恐怖に満ちたような紋章、彼はそんな事は気にもせず。
静かに目を閉じていた。
「シャルル・・・・・・」
ケンティフォーリアの声はどこか暗闇に消えていくかのように静かに消えていった。
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「なぁ、可気朗。さっきから何やってるんだ?」
人一人いない、スリーピーホロウを検索初めて、30分ぐらい経った頃だろうか。
ライドは横を歩いている、可気朗が通信機を何度も何度も触っていることに気が付いた。
可気朗は、ん?と顔をライドの方に向けず、ただ一身に通信機を触っていた。
ピーピーとエラーのような音が流れ、可気朗がため息をつく。
通信機の画面には、真っ黒なノイズが写っていた。
「なんだ、通信機壊れたのか?」
「いや、壊れてはない。もしかしたら、このスリーピーホロウは今、電波を遮断するような環境が作られてるかもしれないって思うだけだ」
可気朗は、役に立たない通信機を懐に仕舞うと。電気がちかちかとついたり消えたりしている蛍光灯を見ながら答えた。
静かな静寂が、ライドや可気朗の声をどこか響かせる。
「フォレスに連絡を取ろうとしても無駄。虎の刃からの連絡も無駄そうだな・・」
「ちょっとまってくれよ、家からスリーピーホロウってそんなにはなれてねーだろ?この通信機けっこう、優秀なのに。電波が届かないわけねーじゃん」
「馬鹿、電波障害じゃないぜ。これはこのスリーピーホロウの所為だ」
「スリーピーホロウのせい?」
可気朗の言葉に、ライドは頭をかしげながら、どこかいい加減そうに頷いた。
もちろん、ライドがちゃんと認識してくれるだなんて、可気朗が思っているはずがない。
可気朗は、薄気味悪い今のスリーピーホロウの景色を見ながら、言った。
「つまり、今のスリーピーホロウに何かおきてるのはお前でも分かるだろ?誰かが外に連絡が取れないように、なにかの神霊を使ってる・・・って事だよ」
「なるほどっ!可気朗!お前天才だ!!!」
「お前・・・本当に馬鹿だな」
あきれて頭を押さえる可気朗、近くにあった電柱に、まるで猿が反省をするみたいに手を置いて彼はどこか大きなため息を付く。
そんなふうに可気朗があきれていたとき、ふとライドが立ち止まった。
「ライド?」
急に立ち止まり、自分の視野から居なくなった相棒を、可気朗はどこか不思議そうに見た。
ライドは、どこか辺りをきょろきょろと見渡し、上を見上げたり地面を見たりと動き回っている
「おい、ライド!聞いてるのか!?」
「しっ!!誰か居る・・・・」
ライドの言葉に、可気朗もあることに気が付いた。
誰かが、自分達をじっと見つめている・・・・。それはそれはねっとりとした視線で。暗闇に包まれたスリーピーホロウは、何処からなにが出てもおかしくなかった。
ライドが手を何度も握り、目をぎらつかせる。
可気朗も、どこかライドと背中合わせになるような格好で、手で印を踏んだ。
じゃりっと石が踏まれるような音がする、その瞬間、ライドが大声で叫んだ。
「くるぞ!!!!」
ライドが叫んだときである、ばきっという音がして。家のドアが壊れる音がした。
ガラスが割れるような音もして、たくさんの何かがライド達のいる道路へとやってくる。
それをみて、ライド達は息を呑んでしまった。
シュートとマインを襲った、例の研究員達。―ゾンビ―である。
しかも、さっきより数は倍以上になっていた。
ライドがどこか乾いた笑いで、背中合わせの可気朗に舌うちをする。
しかし、ライドの顔はどこか笑っていた。
「なぁ、可気朗。ゾンビって何が効くと思う?」
「オーソドックスに言えば・・・炎だな。たく・・こんなんだと分かってたら火炎放射器ぐらいもってくるんだった・・・・フォレスから金ぼったくらないとな」
「金にがめついぞ」
可気朗がまじめな顔をしながら金の計算を始めるので、ライドはにやにや笑いながら答えた。
この状況でも笑えるのは、彼らがそれなりに力を持っているからである。
たとえ、ゾンビだろうと、なんだろうと、自分は勝てると思っているからだ。
ゾンビ達が、じりじりと迫ってくる。
ゾンビは足が遅いようなイメージがあるが、それは間違えだ。
彼らはなかなか俊敏で、ライドと可気朗に迫ってくる。
それを知ってか定かではないが、ライドは意識を集中させると、手を大きく広げた。
空気が揺れるような感じがする、ライドの目は堅く閉じられ、口はきゅっと閉められていた。
三秒ぐらい、その状況が続いたとき、ライドは目をかっと開き迫ってくるゾンビに笑いながら言った。
「行くぜ!!!消し炭にしてやる!かくごしろよ!!!」
ライドが一気に走り、距離を詰める。
ダッシュのように、一気にゾンビの近くへやってくると、静かに笑い手から真っ赤な炎を出す。
炎はまるで大蛇のように空中で回ると、ゾンビめがけて突っ込んだ。
醜いつぶれたような悲鳴が聞こえてくる、ぷすぷすとどこかプラスチックが燃えたようなにおいがした。
「よっしゃ!可気朗!こいつら、弱いぜ!」
自分の周りに寄ってきていたゾンビを、一気に炎で燃やし尽くしたライドはライドとは違うところでゾンビの攻撃を避けながら、蹴りを食らわせている可気朗をみて言った。
可気朗は、どこか余裕の顔を見せながらも、手を使おうとせず、手はずっと何かの印を踏んでいた。
ゾンビの拳が飛んできて、それを避けると同時に、可気朗の頬に小さな傷が付いた。
赤い血がぴっと飛んで、可気朗がどこか目を少し細める。
しかし、そんなのもつかぬま、可気朗はライドのところまで大きくジャンプすると、綺麗に着地をし、さっきまでひたすら組んでいた印をやっと解いた。
その瞬間、緑色をした風が可気朗の周りを回りだす。
小さな小石が宙に浮き、ゾンビがこっちを向く。
「藍我家の力!今見せてやる!!!!」
可気朗が、真剣な目つきでゾンビ達を睨みつける、そして手から風の竜巻のような物をだした。
すごい勢いで風は飛んでいき、沢山いたゾンビを一刀両断のごとく切り捨ててしまった。
全てが一瞬の出来事で、ライド達の前にきたゾンビ達はあっという間にほとんどが全滅してしまった。
相手が悪いことに気が付いたのか、残った極わずかなゾンビ達が四方八方に逃げていく。
そいつらをライドが追うとすると、可気朗が腕をつかんで止めた。
「やめろ、力を無駄に使うだけだ」
「そうだけど・・・ちぇっ。なんだか味気なくてつまんないなぁ」
ぶうぶうと不況を言うライドに、可気朗ははいはいと軽く頷くだけだった。
そして、目の前に倒れている、今しがた倒したゾンビ達を見だしたのである。
ライドが燃やしてしまったゾンビは、もうどうしようもないが、可気朗が倒したゾンビは
身体が一刀両断されているだけでなんとか見ることができる。
まぁ。それでも気分のいい物ではないが。
そして、可気朗は何かを見つけた。
「おい、ライド。これみろ」
可気郎がふてくされた顔で立っているライドを呼ぶ、ライドはゾンビを見ている可気朗のそばに来ると、しゃがんで、可気朗が見ているゾンビを見た。
そのゾンビは上半身と下半身が見事に切られた死体で、服装から見るとあの研究員みたいだった。
「この肩だよ」
「肩?あ・・これのことだな。ん・・・この模様なんだ?」
「薔薇・・・みたいだな」
ライドと可気朗がみた、ゾンビの肩のところには何かの模様のような物があった。
花びらが綺麗に書かれた薔薇のようである。
ただ、黒い色の薔薇はどこか気持ちが悪く、しかもこんなゾンビのはがれた肉に描かれているのでよく見えなかった。
しかし、可気朗の頭を動かすには十分だったのである。
彼は、その薔薇の模様が。ある一定のゾンビにしか画かれていないことに気が付いた。
燃えてしまったゾンビは知らないが、姿のあるゾンビだと。
この研究員のほかに、もう一人の研究員にしかその薔薇の模様はなかった。
ほかのゾンビには、何処を捜してもこの薔薇の模様はなかったのである。
何か、理由があるのだろうか・・・・。可気朗は立ち上がるとライドの法を見ていった。
「ライド、ゾンビを探そう。できればこれと同じ薔薇の模様をつけたゾンビだ」
「よっしゃ!わかった!!」
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ライドと可気朗がゾンビ達を探索し始めた頃、スリーピーホロウに一台のタクシーが付いた。
タクシーから降りたのは、紗織である。
彼女は、タクシーの運転手にお金を払うと、辺りを見渡しながらどこかため息を付いた。
その場の勢いででてきてしまったものの、なんだかこの暗く気味の悪いところに一人だけ
ものすごく不安でしょうがない。
桃色のシュールを必死に掴むと、紗織は何とか足を速めつつもスリーピーホロウに入った
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「スリーピーホロウ・・・私・・来た事あるのかなぁ・・・・」
記憶をなくしている彼女にとって、スリーピーホロウがどんなに変わってしまったのかは分からないが、しばらく歩いて人が一人も居ないことに気が付くと、それも確信に代わった。
ニュースでやっていたように、ここでは何か会ったのだ。
そして、可気朗達はここに来ている・・・。
どこか胸があったかくなったようだった、役に立つか分からないけどせめて怪我を直してあげることぐらいはできる。
自分も役に立ちたい!そう思う願いだけが彼女を突き動かしていた。
しばらく歩いていると、目の前に車が止まっていた。
ニュースでここに来ていた、人たちの車らしい。
車には、『フラッシュテレビ局』とかかれており、青いトリオが塗られていた。
紗織が、ゆっくりと近づいていく。
幸いにも車の鍵が開いており、紗織はいけないと思いつつも車のドアを開けた。
しかし、中には誰も居なかった。
人が居てくれるのを期待していた彼女は肩を大きく落とし、ため息を付く。
「はぁ・・・誰か居てくれてると思ったのに・・・・でも・・何処に行ったのかしら」
中はなんだか地震が起きたみたいに、物が乱雑に投げられていた。
いろんな物が崩れて、書類や原稿などが沢山散らばっている。
もう、此処に居てもしょうがない。早く可気朗やライドを捜さないと・・・・
紗織はそう思って、車から離れようとした・・・・とそのとき。
「お姉ちゃん」
「きゃあああ!!」
いきなり名前を呼ばれて、紗織は肩をびくつかせた。
誰も居ないと思っていたのに、誰かの声が聞こえたからあたりまえ。
目には驚きのあまりかすかに涙が浮かんでおり、彼女は後ろを振り向いた安堵した。
彼女の後ろに居たのは少年だった。
赤茶色の髪に、そばかすをつくった、五歳ぐらいの少年は紗織のショールを掴みじっと見上げていた。
紗織が、しゃがみこんで少年と同じぐらいの目線になる。
「どうしたの?何かあったの?」
紗織が優しい声色で言うと、少年は静かに頷いた。服はぼろぼろで傷だらけである。
そして、首元にはなにか薔薇の模様だろうか・・・そんな物が見えていた。
「お姉ちゃん、僕の友達がたくさん怪我をしてるんだ。それにみんな寂しがってる・
・・」
少年がそういったとき、お人よしな彼女は少年の傷を見ながら答えた。
かわいそうに、もしかしたらこの少年は、一番怪我が軽くて、助けを求めに来てくれたのではないだろうか?
なのに、大人は誰一人いないし、助けを呼ぶことができなくて困っていたのだろう。
そんなときに、彼女を見つけたのだとしたら?
紗織は少年の傷は手から青く美しい光を出して癒してあげた。
あっという間に、傷が跡形もなく消えてしまう。
「お友達はどこ?私が助けてあげるから」
「お姉ちゃん、ありがとう」
子供が優しく微笑む紗織に微笑み返す、だがその笑いはやはりどこかぎこちなかった。
紗織は、そんな少年の手を握り、彼が案内する場所へと向かったのである。
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「そっちに行った!!可気朗!!!」
「わかってる!!」
細い、十字路でライドが走りゾンビを追い越して大きな蹴りを食らわせる。
その蹴りは逃げていたゾンビを三匹ほど地面に倒れこませた。
違うところに逃げたゾンビは、可気朗が近くにあった、消火栓を壊すとあふれ出てくる水を
ゾンビへとぶちかました。
すごい水圧が、ゾンビ達を遅い、ゾンビは伸びるように地面に倒れこむ。
「全部で五人。薔薇の模様を持った奴は?」
「・・・なし!」
「またかぁ・・・・」
小河川を神霊で止めている可気朗は、倒れているゾンビを確めているライドにいった。
ライドは、しばらくゾンビを観察していたが、すぐに肩をすごませながらため息を付く。
今倒したゾンビの中に薔薇の模様をもったゾンビはなかったということだ。
あの後、数回に当たってゾンビ達を退治したが、その中に薔薇の模様をもった奴はいなかった。
それこそ、30人ぐらいたおしたのにだ。
二人とも少し疲れて、今は休憩することにする。
相変わらず暗い、スリーピーホロウは暗闇に包まれて。朝が来ることはだいぶ先になりそうだ。
そんな時、誰かの声がした。
その声はよく聞く声で、ライドは上を見上げると向こうの道路から、一匹の虎がやってくるのを見つけた。
そう虎の刃である。
「ご主人様!!可気朗さん!!!」
虎の刃は酷く混乱した様子で、いそいで駆け寄ってきた。
その姿を見て、不思議に思ったライドが早足で駆け寄る。可気朗もライドの後を追った。
「どうした?虎の刃」
「ご主人様!大変です!!!紗織さんがっ!!!!」
「紗織がどうしたんだ!!!!!」
虎の刃の言葉に一番、反応したのはもちろん可気朗だった。
そのとき、可気朗の頭の中で思い浮かんだのは、自分達が居ない間にヘブンズドアのデュオ達が彼女をさらいにきたということだ。
警察機構のレッド・マクレイトの娘である、彼女はすぐれた闇神霊を持つため。
ヘブンズドアから逃げているのだった。
だからこそ、自分達が居ない間につれさらわれたのではないかと不安になる。
が、虎の刃が言ったのは、もっと状況を悪くする言葉だった。
「紗織さん、もしかしたら。スリーピーホロウに来てるかもしれないんですっ!!」
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「あ・・・あの・・・・・」
混乱した声が、紗織ののどから漏れる。
彼女の顔は今、きっとなんともいえない恐怖に満ち溢れていることだろう。
そして、彼女の腕からは子供に傷つけられていた傷が付いていた。
紗織は、あの後。少年に連れられて仲間の所へと案内された。
そして、つれてこられたのは、もう使われていないビル。
地下に下りていくと、そこには少年と同じぐらいの子供がたくさん小さな傷を作り集まっていた。
紗織が、その子達をみて、すぐに傷を治すと言い出したのは言うまでもない。
いたいけな子供達の姿を見ていることができなかったのだ。
だが、それはすぐに止められた。
子供達が、どこか不思議な目をしながら彼女の腕に切りかかってきたからである。
子供たちは、どこかおもおもしい目つきで、じっと彼女を見つめていた。
それは痛いぐらいだ。
しかも、子供たち皆、首元に薔薇の模様がついていた。
あの薔薇の模様はなんなのだろう・・・彼女がそう思うのもつかぬま、紗織をここまでつれてきた少年が、ぼそりとつぶやいた。
「お姉ちゃん、僕達は寂しいんだ・・・。仲間がほしいんだ・・・・・」
「ど・・どういう意味?」
「僕達は、サラバンドと同じなんだよ。僕達はサラバンドの分身なんだ。そしてサラバンドは泣いてる。すごく寂しがってる。」
子供達がじりじりとせまってくる、紗織はどういうわけか、逃げることもできずただ後ろへと下がることしかできなかった。
冷や汗が流れる。怖くて少し寒気がした。
あの少年が先頭にたつかのようにして、紗織に近づく。
「お姉ちゃん、お姉ちゃんなら。僕達のサラバンドの事を分かってくれると思うんだ。お姉ちゃんは、汚い大人とは違うから。大丈夫だよ。すぐにサラバンドが来てくれるから」
子供達の目つきが怖い、そして『サラバンド』とは何なのか。
誰かの名前なのはわかる。だが、どこか少年達の言葉は寂しさを帯びているようにも見えるのだ。
どくんと心臓が波打つような感じがする、奇妙な感情が頭を占領していた。
怖い!
彼女の頭の中に、その言葉だけがフラッシュバックのように消えてはすぐ浮かぶ。
「お姉ちゃん・・・・」
「い・・・いやぁあああああ!!!!」
少年の手が紗織に触れた瞬間だった、空気がうねるような感じがして、すごい振動が襲う。
そして、彼女の身体からは黒くなんども激しい雷が出てきたのだ。
ばりばりと音をたてて、鏡や置物を叩き割っていく黒い雷は子供達にも襲い掛かり。
すごい勢いで、子供達をびりびりと燃やすかのように弾き飛ばした。
紗織の雷に当たった子供達が次々に、まるでチョコレートが解けるように消えていく。
その状況が、彼女の心をよけいあわただしくせきたてた。
結局、自分の力はこんなことにしかならないのか・・・・・自分の力は・・闇神霊は
・・・
黒い雷がやっとやんだときには、子供達の姿は消え。
子供達の着ていた服だけが残っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
息が荒く、彼女を疲労させる。意識がどんどん遠のいていって。
目線がぼんやりと白い霧がかかるかのように消えていった。
そのまま、紗織は気を失い、その場に倒れこんでしまったのだ。
そんな、彼女を見ている男性が居た、そうケンティフォーリアである。
ケンティフォーリアは、気を失っている紗織を抱きかかえると、ゆっくりとした足取りでその場を後にした。
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NEXT
(管理人からのコメント)
凄いスピードで書き上げていたことを尊敬しつつ第三話でした〜。
スリーピーホロウに入ったはいいものの、いきなりゾンビと対じするライドと可気郎、なにやら可気郎が魔法使いじみてますが、そこはアレンジと言うことでおk
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