夕刊プロレス投稿文章

  大規模のプロレス・メールマガジン「夕刊プロレス」に投稿した文章です。


◆ 目次 ◆
H16/ 4/18  この二人だけに任せていいのか?
     3/17  暫定
     3/16 (なんだかんだで見た)ハッスル-2
 1/30  日本人ファイターにおける「ラスト・サムライ」は?
H15/12/28  本当の感情、出て来いや!
12/ 7  ここで彼の意見を聞いてみたい
11/25  答えは獣神だけが知っている 
11/22  ジョシュに言われちゃった
11/16  今の総合ブームはゼットンが作った
11/11  俺たちが失ったものはノゲイラに学べ
11/ 2  ライラライ ライラララライラライ
10/31  本気で感動出来れば全てOKか?
10/25  デスマッチの賛否両論
10/22  ホーク・ウォリアー
10/20  ダリアン・ガールズ
10/17  新日ドームを見ていない側の感想
10/ 6  ダイスをころがせ
10/ 5  キッカケは単純だ
9/29  ビジュアルも才能の一つ
9/25  やっぱり「目」だろ
9/18  可能性があるからこそ苦言
9/10  理想と現実の差異
9/ 9  眼光魔術
日付をクリックすると、その文章に飛びます。  
とまず最新号のみアップ。
後日バックナンバーも掲載していきます。



「この二人だけに任せていいのか?」 / BUGGY

元気があれば何でも出来る
では、その元気を出すからタダで試合を見せてくれ、とグチの一つでも言いた
い昨今な上に、元気で各種PPVを買えれば誰も苦労はしません。

この四月から夏にかけてマット界はビッグマッチが目白押し
今月のPRIDE GP開幕戦に始まり5月はK-1 MMA、6月、8月と再度PRIDE GPで
夏にはK-1による「DYNAMITE!」も開催予定とか? 全く、プロレスのビッグマ
ッチが入る余地もないと思っていたら7月にNOAHが初のドーム興行を慣行。

大会場やTVのゴールデン・タイムでは総合格闘技が幅をきかす現在でプロレ
ス界は「小橋VS秋山」という究極のプロレスカードである一試合でこれらを
凌駕しなければいけないのはかなりキツイ。
(真夏の祭典、G1は現時点で正直アテに出来ない)

ミルコ、ヒョードル、ノゲイラの試合はコア・ファンへアピール大
曙、サップの試合は格闘ファン以外のお茶の間へのアピール大
既にコア・ファン3割、ライト・ファン7割という両極端へアピールするカー
ドは埋まっていると言える。
では、小橋VS秋山のカードはどこにアピールすればよいのだろう?
隠れた1割の純プロレスファン? いや、ズバリその10割全部だ。

一見プロレスは総合格闘技によって隅っこへ押しやられているように思えるか
もしれないが、見ようによってはPRIDE&K-1によって「プロレス・ファン」の
予備軍が続々と生産されているようにも思える。
それを証明したのが高山VSフライの殴り合いだったのは、いまだにあのシー
ンがPRIDEでの名シーンになっていることを考えると容易に想像がつく。
プロレスファンの自分からすると総合オンリー・ファンに「ホラホラ、真剣勝
負だから総合見ているからって言っても結構こういうのが好きなんでしょ?」
と言いたい。
いくら「ガチ」がスゴイと言われる中でもやっぱり日本人には「受け」がウケるし、
それに興奮する才能は日本人ならば持っているハズだ。 だから10割。

その「受け」を見事に体現できるのが小橋と秋山というのはプロレスファン
ならば胸を張って断言出来るだろう。
総合格闘技が「攻め」で評価されるのであれば、7月のNOAHは「受け」を
表現するのに絶好のタイミングなのだ。
一見、総合に挟まれてキツイ状況に見えるプロレス界ではあるが考え様に
よってはプロレスの「受け」が浮き彫りになる非常にオイシイ今年の夏でも
あったりする。 ただ、総合に挟まれたこの状況でNOAHは明らかに受けの美学
を表現しようとしているが、はっきり言って総合目白押しの中においてたった
二人のレスラーではさすがに太刀打ちも難しいってものだ。

では他に誰を「受け」の表現者にしようか?
こんな時こそ新日が頑張るべきなんだけど、その新日がK-1にベッタリな現状
では泣けてくる。 こんな時期だからこそ天山みたいな頑丈なレスラーを
上手く使うべきだと思うし今年の夏こそ天山の「受け」を発揮する絶妙な
タイミングだと思うのだが、果たして「受け」を表現する3人目になるか?

2004.4.18
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「暫定」 / BUGGY

3月12日 新日本プロレス 東京・国立代々木第二体育館
メインイベントは天山VS健介のIWGP戦。 結果は健介の勝利に終わった。

この日、某ファストフードにて新作の「フィッシュ○ィッパー」を食べたのだが、
どう考えても牛肉問題の暫定処置であり、同社の迷走の味がした。
「最初に牛肉ありき」な会社としては何か対策を練らなければいけないのは分かる
が、あまりにも暫定チャンピオン的扱いであるディッパー、すなわち「お魚さん」
に対し「急に会社のエースって言われても、困るよねぇ」とねぎらいの言葉の一つ
でもかけたい気分になった。 正直、フィレオ○ッシュの切り売り状態だ。
一応ナゲットの1個増しとはいえ、そんな子供だましが通用する業界ではない。
フィレオフィッシ○は「ビッグ・マック」「チーズバーガー」に次ぐ第三の立場
だったからこそ、たまに食べて「おいしいねぇ」と光る存在だったのだ。
恐らく牛肉問題が解決すれば簡単にお払い箱。 悲しすぎるぜお魚さん。
そんなことを考えながら帰宅すると天山負けのニュース。
近年、新日本の結果を見ても眉ひとつ動かさなかった自分だが、この結果には驚き
両方の眉がザ・ロック状態になってしまった。 言葉を変えればビックリしただけ。
てっきり健介は商売人としてしばらく新日の外敵として貢献するだろうと思ってい
たからだが、この展開は読めなかった(と、いうか読む気もなかったが)
天山と全く同世代な自分にとって、彼の最近の扱いを見ていると悲しくなってくる。
時代が違えば素晴らしいレスラーなのに、今の複雑極まりないマット界においては
時代に合わないと言わざるをえないだろう。 オレンジレンジみたいなバンドが注
目を集める中で天山はアコギをポロロンと弾き正直で地味な歌を歌っているのだ。
好きな人にはそれでいいかもしれないが、それではオリコンチャート一位は難しい。
新日のチャンピオンは強い弱いよりも世間を振り向かせねばいけない。
オリコンのチャートが良い悪いよりも「売れる」曲が一位になるように。
そこでコアファンの良い悪いという概念は二の次なのである、悲しいが現実だ。
天山は
「新日で注目レスラーが現れるまでの
            =牛肉問題が解決するまでの
            =日本全国民が聴くヒット曲が生まれるまでの」
暫定王者だったのだろうか? 天山はフィッシ○ディッパーだったのだろうか?
ここで新たな予想(妄想)が頭をよぎる。
新日は天山に目に見えない戦力外通告を出して、退社させるのではないか?
何故か? モチロンあの健介でさえ退団して一皮ズルムケたから。
橋本、武藤、小島、カシン、大谷、高岩(は、ちょっと辛いかな)という新日を
退団したレスラーは100%の確立で強くなっているのは周知の事実だろう。
そして、何といっても一時は「塩介」とまで一部で言われた健介がこんなに立派
に変わったのだから新日も「一回会社の外に出した方がいいのかなぁ?」と思って
も不思議ではない。
新日のマークはライオンだから「千尋の谷に突き落とす」のも当然だろう。
こうなったらインディー団体で活躍する天山を見たくなってきた。
まずは闘龍門のフロリダ・ブラザーズで一緒にアメリカ国歌を聞いてこいや!
絶っっっ対「絵」になるって、マジで。
そして表題の「暫定」
どうも今の新日の状況だと「暫定=とりあえず」という見方をしてしまいがちだが。
同じ暫定王者であるノゲイラ兄に対し誰が「とりあえず」と思うだろうか?
逆にノゲイラの暫定に対しては「これからが面白い」というポジティヴ・パワー全
開ではないだろうか?
同じ「暫定」でも見せ方によってファンの捕らえ方は180度変わるので天山には
一度谷へ自ら落ちて這い上がるのもプロレスの未来に繋がるような気がする。
その時こそ復活した吉野屋のメインキャラクターの座を中居君から奪い取るのだ!
CMにて
子供「天山選手は何でそんなに強いの?」
天山「それはね、吉野家の牛丼をモリモリ食べてるからだよ」
これが民放で流れた瞬間に21世紀のプロレスがトンネルを抜けるだろう!

2004.3.17
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(なんだかんだで見た)ハッスル-2」 / BUGGY

前回の「1」は会場、今回はPPVで観戦した自分の意見です。
「1」は二人分払ったので1万円も出して行ったので大激怒だったけど今回は
PPVだったので2000円の無駄金だけで済んだから、まだ怒りはソフトだ。

DSEは「PRIDEも最初は〜」とか言って次に繋げようとするが、実際ちゃんと
正規のチケットをどんな苦労をして買っているのか分かっているのだろうか?
あなたたちはお金があるのか知らないけれど、実際見るのは一般人なのだ。
休みの都合をつけて仕事で頭下げて金を捻出している部分をもっと理解して欲
しい。

さて、今回も高田の「デスラー&シャア&西部警察」みたいなコスチューム以
外は全然しらけていた自分だけど、どうせだったらリングに上がって小川と実
際に絡んで欲しいしガファリの苦悩も何の説明もないし、ZERO-ONEのリングを
使って繰り広げられたハッスル劇場の「第二話終了」が一切なく疑問だけ残っ
たのもストーリー上良くないように思う。
ああいった大舞台なんだから、一つの問題は完結してラストに疑問を残すとい
うスタイルでなければいけないだろう。 映画はそうでしょ?

まぁ批判をするにはそれの代案を出しなさいと昔先生に教わったので自分の案
を出す。
本番で試行錯誤するのであれば絶対にハズしのない試合をハッスル劇場とは別
に用意すべきだろう。用意した? いやいや、あんなんで用意したと言われれ
ばそれこそ「プロレスをナメている」としか思えない。
音楽でもコンサート中にヒット曲の合間を縫って新曲を披露したりする場合が
たしかにある。
そこで反応を見てアルバムの曲順に反映させたりもするが、
それはその他がヒット曲や人気曲で構成されているから許されるのだ。
興行に行くときは全く未知なものばかりを堪能するよりも絶対的な安心感を
求める部分があるのは自分が言うまでもないだろう。
仮にローリング・ストーンズが日本公演で「サティスファクション」や
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」などといったベタな曲を一切演奏せず
「今日は新曲オンリーだぜ! 古いストーンズの曲は今後一切やらねーぜ!
時代を回すにはそれも必要だぜ!」(もちろん英語で)、とミックが
ラップを始めキースが時代ではなくターン・テーブル回しを始めたらどうする?
一部の盲目的なマニアを除いて誰もが不満なのは当然だろう。
それを「新しいフォーマットを作るための実験だ」と言われて金を払って
見に行ったらどう思うであろうか? 恐らく今回のハッスルと同様の
「可能性はある」「ダメだ」みたいな賛否両論が各掲示板で巻き起こる事必至。
もう一点、どうせWWEを目指してエンタメ化するのであればゲートやPVにば
かり金をかけるのではなく脚本家や出演者にビッグ・ネームを呼ぶべきである。
今はもちろん宮藤 官九郎、リングコスチュームはマニア中のマニアNIGOが担
当。 下手な金髪DIVAじゃなくて叶姉妹を呼んでくれ! 特に姉の方は日本国
民にとっても分かりやすいナチュラル・ヒールの才能に溢れているっていうか
既にヒールであり「とってもブーイングしやすい」貴重な存在だ。
更に「高田モンスター軍」と「ハッスルOH軍」の喋り役として「みのさん」&
「小倉さん」を起用。 これで主婦も巻き込めること請け合い。
はっきり言って「対・世間」を考えるエンターテイメントを生み出すのであれ
ばそういった部分までやらなければいけないのである。
ズバリ言って「芸能人をリングのスキットに上げろ」だ。

まとめよう。
・従来のどプロレスを見せる。 (健康な)破壊王VS川田など
・芸能人をリングにあげる
とりあえずこの二点をクリア出来れば、それだけでいまだかつてない日本の格
闘エンターテイメントが出来る。 もう、そりゃ出来るとしか言えない

2004.3.16
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日本人ファイターにおける「ラスト・サムライ」は? / BUGGY


映画「LAST SAMURAI」を見てきた。

KEN WATANABEがゴールデングローブ賞の助演男優賞のノミネート後に加え
六本木ヒルズ初体験、という非常にミーハーなシチュエーションだったが
映画の方は予想以上に面白かった。

「無駄な努力は損」「しがみついてでも諦めない」みたいに泥臭い精神が
すっかりダサいものとして扱われてしまっている日本において最後の最後まで
諦めない「武士道」の美しさを再確認。
最近プロレス/格闘技でも「折れない心」という言葉が選手のインタビューでも
よく聞かれるし(藤田だけ?)マット界を見る上でも参考になる内容だった。

そして映画中でもサムライの戦いざまを見ているウチに、ある選手の試合が
オーヴァーラップしてきたが、残念ながら日本人ではなかった。
「冷たい近代兵器」である鉄砲の玉を被弾しながらもオールド・スクールな
武器である刀を手に接近戦を挑むサムライはまさに、
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ@VSミルコ
映画の中のサムライは銃の前に敗北するが、マット上のリアル・サムライである
ノゲイラはミルコの打撃をかいくぐって見事接近戦である関節技で勝利した。
当たり前の事だが「最後まで諦めない」戦いを実践したノゲイラはあのミルコ戦で
しっかりと「武士道」というものを見せてくれたしバーリ・トゥードの中
で「折れない心」を本当に実践したのだ。
それにしてもオーヴァーラップした選手がブラジル人のノゲイラとは・・・
ちょっと悲しかったな。
日本人において全員が納得する「ラスト・サムライ」って誰でしょうね?


2004.1.30
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「本当の感情、出て来いや!」 / BUGGY


1.4さいたまスーパーアリーナで行われる「ハッスル-1」
W-1の前例もあるので静観している人も多いだろうし、それも正解だろう。
あくまで冷静に、ハッスルしない。 それが一般的な見方ではないだろうか?

そんな冷めたファンは置き去りに繰り広げられる連日の「ハッスル劇場」

PRIDEを軌道に乗せたDSEが「プロレス」に進出。
しかも「どプロレス」を展開するZERO-ONEとのコラボレーションという形。
スタイル的に相反する組織が「新しいプロレス」を生み出すという。
会見では記者の「大晦日から中3日で(準備は)大丈夫か?」との返答に榊原
代表の「プロレスですから」という返答にOH砲は激怒。
というイントロに始まり連日繰り広げられる舌戦の数々。

そしてZERO-ONEの両国大会に加え後楽園三連戦にDSE側がゲスト出演(乱入)。
逆にOH砲は大晦日「男祭り」でアピール、とストーリーは進む。
加えてZERO-ONEのフロント中村氏がCSの番組に登場しても「現・高田軍」の
島田レフリーがビデオ出演&挑発。
ある意味最近では感心する徹底ぶりかもしれない。
榊原氏もビンス・マクマホンをお手本と明言するだけあって頑張っているけど
どうもセリフが滑らかではない部分に日本人とアメリカ人における表現力の
違いを痛感する次第だ。

WWEの舌戦スタイルを取り入れるのは決して悪くない。
それを上手く日本流にアレンジしているのが高木選手率いるDDTだと思う
のだが今回の「ハッスル-1」に関しては正直「いまいち」だ。
橋本、小川、中村、高田、榊原、島田。(敬称略)
この中で伝わってくるのは橋本&高田のみ。
後は棒読み丸出しなような気がする。
二人以外に「マット界における苦悩」がまだまだ伝わってこない。
WWEを手本にしようとも全て表面的なのだと思う。

ここで思い出すのが長州へとたどり着くまでの「大仁田劇場」だ。
突如始まった大仁田によるテレ朝アナ・真鍋氏に対する「いじり」
しかし、2回ほど見ると「果たして育ちの良い真鍋アナは男として自我を
持てるのだろうか?」という簡単明瞭なテーマが視聴者に届いた。
プロレス村内で因縁を繰り広げるよりも一般視聴者に近い人を「出演者」
にすることによってファン以外も感情移入しやすいし、その答えを見る為に
TVを見続け、人によっては答えが確認出来るであろう大会場へ足を運ぶ。

マイク合戦はプロレスに付き物だ。
ただ問題は相手を罵倒するだけでなく、いかにファンが感情移入し易い
シチュエーションを作り上げるのかが前提なのだ。
一見「因縁」や「遺恨」などをストーリーに組み込めばイージーなストーリー
を作れるが、それでは一般視聴者に届かない。
今で言えば「オレオレ詐欺」などを上手くストーリーに組み込めば世間は反応
しやすいのではないだろうか?
それを実行して許せるのが・・・やっぱZERO-ONEだろうな。
「1.4ハッスル-1」、成功か失敗かどうかは読めないが、とにかく自分は
チケットを購入したので後には引き下がれない。

もうストーリーに「乗っかる」しかないんですよ。

2003.12.28
                          ▲ページTOPへ


「ここで彼の意見を聞いてみたい」 / BUGGY


賛否両論を巻き起こしている通称「高田本」こと「泣き虫」。
早速読んだ感想、いわゆる暴露と言われている部分は「まぁ、こんなものか」
どちらかと言うと「Uの再検証」の部分が興味深い。
例の「高橋本」によって一度はドン底に突き落とされたファンである自分は
サイヤ人のように以前よりも明らかに強くなっていました。
但し、これを高橋本の前に読んでいたらかなりショックだろうなぁ・・・
あの「新日VSUインター」は90年代の試合でも最も緊張しただけに。

そして遂に正式名称が発表された「ハッスル-1」
思わず「(笑)」をつけたくなるような名前でこのノリにZERO-ONEの匂いが
プンプンすると思うのは自分だけだろうか?
ていうか「ハッスル」ってコトバ久々に聞いた。

今回結果的にプロレスを否定した形となった高田、そしてその内容に嫌悪感
を露わにした「どプロレス」を展開するOH砲が合体。
とりあえずその時点で「?」だ。
発表記者会見ではDSE榊原氏が「大晦日から中3日での開催で大丈夫ですか?」
という記者の問いに対し「プロレスですから大丈夫」と言った直後小川が
ブチギレ。 高田本の売上倍増に繋がるような榊原氏のコメントに対し更に
小川の「泣き虫呼んで来い」というコメントが実にタイムリー・ヒット。
現・全日のしっかり名前を知っている本人を前にして「小島ァ、誰だお前?」
という日本語の文法に根底から揺さぶりをかけるような発言以来だ。

しかし、ここで「泣き虫」という言葉を出す自体更に宣伝をしているような
ものだろう。
これもまた「??」だ。 一体協力してるのか敵対してるのか、どっち?
その小川をなだめる破壊王こと橋本だが、こちらも関係無いではない。
高田本の中で本人は暴露する。 その内容とは・・・
「UWFに移籍するとき引越しを手伝ってくれた!!!」
特に「!!!」をつける必要がないが、せっせとダンボールを運ぶ破壊王は
ある意味興味深い。 何気にいい話だ。
それにしても一体高田は何故どうでもいいような引越しネタまで使って橋本の
名前を本に載せたのだろうか?

こう書いている時点で既に「ハッスル1」という興行の手のひらに乗せられて
いるのかもしれないが、協力? 敵対? どっちなの? というのが今の感想。
もしかしたら破壊王は「引越し手伝った見返りをもらってない」という遺恨を
持ち出すかもしれない、ということはないだろうな多分。

なんにせよキーワードは「泣き虫本」、なのか?
もしかしたら「泣き虫本」は1.4のストーリーを盛り上げる為の
「前売りパンフレット」なのだろうか? ますます分からない。
「答えは発表と発送をもってかえさせて頂きます」というTV番組のプレゼン
トのような「答えは1.4さいたまスーパーアリーナで」というヤツか?
これはもしかしたらニュータイプのストーリーなのか?

ここまで仕掛けられてはプロレス・ファンである自分はその真意を確かめに
1.4さいアリに足を運ばなければいけないだろう!
あ、やっぱ見事に乗せられてる?

う〜ん、手の平返したように「プロレスやります」宣言している新日ドームと
「何が起こるか確かめに行かなければいけない」ハッスル1ではこの時点で
勝敗が決まっているのかもしれないし、逆にW-1という悪夢もあるし・・・
どっちが良いとは現時点では言い切れないけど、個人的には後者の方に
少ない給料から捻出した金を払おうと思う。

プロレス&総合、どちらが現代において正解なのか?
それとも比べること自体間違っているのか?
総合を含んだものがプロレスなのか?

自分は今、彼のコメントを聞きたい。
横井 宏考!
総合&プロレスを行き来しているベテランのコメントは興味が無い。
両者が共存するこれからの時代を作り上げる横井はどういう風に考えているの
だろうか? そこが知りたい日本のプロレスラー。
どこかの専門誌でロング・インタビューやってくれませんかね?
自分だったら絶対その本を貪るように買うよ。

2003.12.7
                          ▲ページTOPへ


「答えは獣神だけが知っている」 / BUGGY


話の前に、自分は基本的に初代タイガー・マスクや猪木を小学生の時に見てハマり、
20代では四天王プロレスで燃えたクチ、平均的な30代プロレス・ファンだと思う。
その自分が書く文章なので、「平成プロレス、インディーなんか!」という人にも
少し読んでもらいたい。

11月24日12:00からの大阪プロレス@後楽園ホール大会を観戦した。

毎度の事ながら超満員、これは明らかに「大阪のホールにハズレなし」という
今までの大会に対する信頼感だろう。 本当に超満員だった。
基本的に大阪プロレスには「サタデー・ナイト・ストーリー」という
軍団抗争やシリアスな人間関係を打ち出した大会と「ホリデー・パラダイス」
というお笑いを前面に打ち出した大会が存在するが今回は後者。

試合前の入場式ではお笑いのエース「えべっさん」によるトークがあるのだが、
これだけで会場は既に爆笑の嵐、「爆笑の嵐」とはチープでプアーな表現だが
えべっさんが出てきただけで「笑う準備はいつでもOK」という雰囲気が立ち込めて
いるのだ。 それはロード・ウォリアーズにおけるダブル・インパクトにおける
驚きを準備しているファンとなんら遜色がない。

若手による精一杯の頑張り、村浜VS冨宅によるシリアスな試合の後
メインの参加選手はこうだ。
デルフィン、くいしんぼう仮面、ペロ
  VS
えべっさん、タイガース・マスク、ライガー

試合前での煽り映像では「えべっさん&くいしんぼう」による数々のネタが会場
にて放送される。 そしてテロップにはライガーに対する
「これができんのか?」の連続。 もちろん高山VSフライのパロディ。
日本Jrが誇る「怒りの獣神」がそこまでお笑いをやるのか?
ズバリ言うとやった! 他の選手がしないタイミングでの「欽ちゃんジャンプ」
は他の五人から「何やってんの?」というツッコミのムーヴを受けて
見事ライガーは「おいしい」存在となったのだ。
そしてそれに反応するかのようなライガー・コール、それは観客がライガーに
対するリスペクトの反応だった。 「さすがライガー! 順応性抜群!」

更にえべっさんによる「ライガーいじり」によってあの藤原教室も経験した
ライガーは見事お笑いプロレスに順応してその幅の広さを見せつけた。
何故怒りの獣神がそこまで付き合ったか? もちろん彼らが頑張っているからだ。

そしてライガーは夜興行の新日へ登場した。(したよね?)
主催者発表によれば今回の集客は大阪の勝ちだという。
単純に観客数で比較はしたくはないが、内容や観客のノリでどちらが勝者か?
という答えを知っているのはどちらも観戦した観客もそうだが、
一番体感したのは、どちらも参戦したライガーかもしれない。

新日や全日に登場したが、「えべっさんてお笑いでしょ?」と言い捨てる
昭和プロレスファンもまだまだいることだろう。その気持ちも分かる。
でも、そんな昭和&メジャー・プロレスファンにこそ見て欲しい。
本当に大阪プロレスの「お笑いネタ」を楽しめるのは昭和ファンだから。
(ネタを見たら一目瞭然)
ま、騙されたと思って一度見て欲しいよ。 

2003.11.25
                                ▲ページTOPへ


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