平成20年12月9日、伊奈町議会本会議
議席番号9番 民主党の青木久男です。議長の発言許可をいただきましたので、通告に従い順次ご質問いたします。
はじめに21年度予算について伺います。
平成19年8月に米国で発生したサブプライム問題による金融破たんは、今年になっても止むどころか益々厳しく世界経済、そして日本経済を締め付けています。トヨタや日産などの自動車業界はじめ電気産業等多くの企業では派遣社員のリストラが連日報道され、厚生労働省の試算では本年10月から年度末までに非正規労働者は3万人を超える雇用喪失があるだろうといわれています。かような経済情勢では来年度の税収の落ち込みは必定とみるべきで、厳しい財政状況が予想されます、町としても今後の経済の動向に注視しながらも、創意に工夫を加え、引き続き行財政改革ならびに住民福祉の向上にまい進すべきは当然のことであります.
さて、新年度は野川町政二期目当初の予算となります。4万有余の住民が期待しているのは更なる安心安全の町づくりです。来年度の予算編成に当たり大事なのは町長の政策宣言(マニフェスト)の早速の実施であると思います。
防犯対策や高齢者の生きがい作り、教育、子育て支援等では、誰もが安心できる施策に期待が集まります。具体的には、、危険な暗がりを総点検する防犯対策、元気な高齢者の知識、経験、技術を生かせる生きがい広場作り、そして子供を健やかに育てるために、小学校卒業までの医療費無料化、学校、行政、保護者の連携でいじめや、不登校ゼロを目指すこと 小中学校の計画的耐震補強などは優先順序最上位で取り掛かるべきであると考えます。
さらに、マニフェストでは交通都市基盤整備、行財政改革そして産業振興が謳(うた)われています。そのなかでも、だれもが住みたい住環境としてニューシャトル駅にエレベーター整備を促進し、お年寄りや障害のある方たちに利用しやすい駅にすること、指定管理者制度をさらに導入し、サービスの向上と経費の節減合理化に努めるとの項目、町債(町の借入金)を減らし財政の健全化を進めること、商店街の活性化と元気の出る商店作りの応援等の具体策も望まれます。
以上、町長二期めの、当初予算には以上のようなマニフェストの実施が早速検討されるべきであります。
新年度予算編成にあたり基本的な考え、中核となる施策をお伺いいたします。
義務教育についてお伺いいたします。
小中学生が学校で日々楽しくすごし健やかに成長してくれることを願ってやみません。学校では勉強のほか部活動もあります。そのそれぞれで児童、生徒が大いに力を発揮して大きく羽ばたいていただきたいと思います。
ここではまず、当町の児童生徒の学力、高校進学および部活動の現状と、それぞれに対する取り組みと成果をお伺いいたします。とくに学力についてですが、民間の調査機関で保護者に学校で何が問題かとのアンケート結果があります。現在の小中学校で問題だと思うことをあげてもらったら、一位のいじめ72.7%に続いて学力低下をあげた人が58.2%で二位でした。当町でも同様でないかと懸念されるところです。学力低下については、ゆとり教育の導入時から指摘、危惧されていたものですが、平成14年(2002年)の指導要領の改訂で、学習内容、授業時間数削減、完全週5日制、総合的な時間の導入で決定的になりました。その後、わずか3年で、文科省は現状の見直し、学力向上へと方向転換したことはご存知のとおりであります。結果、来年度からはゆとり教育の目玉だった総合的な学習の時間は削減され、わずかですが授業時間が増加するとともに、一部教科内容も復活する運びになっております。
つぎに小針小学校体育館新設についてお伺いいたします。
先日の文教民生委員長の報告にもありましたが、所属委員会で郡山市立安積第2小学校体育館を視察してまいりました。従前の講堂の老朽化に伴い平成13年に新築されました。特徴は地産地消と側面総ガラス張りのユニークさで視察も多いとのことでした。内装は地元福島県産の杉材を豊富に使用、温かみと安らぎをかもし出し、思わずわが町にも欲しいなと思うほどでした。来年は小針小体育館新設が予定されております。今は設計段階ですが、基本的な概念、コンセプトをお伺いいたします。
◎野川和好町長 おはようございます。
青木議員の質問のうち、1の21年度予算につきましてお答え申し上げます。
初めに、平成21年度の財政状況についてでございますが、本町の人口は引き続き増加傾向となっているものの、歳入におきましては、景気停滞が深刻な状況を迎える中、法人町民税などに大きな影響が懸念され、歳入面で厳しい予算となることが想定されているところでございます。また、歳出におきましては、扶助費等の義務的経費について、社会状況の変化や人口増加等の影響を受け、町の負担が引き続き重くなる傾向でございます。
このような厳しい状況の中、現在、来年度に向けた予算編成の最中ではございますが、私といたしましては、総合振興計画後期基本計画の策定、次世代育成支援行動計画の策定、教育施設の耐震補強設計、危険箇所改修、小針小学校体育館改修準備工事を初め、引き続きいな穂通りの計画的な整備に取り組むほか、民間保育施設における受け入れ枠拡大のための支援、拡充、小学校へのさわやか相談員の配置等について前向きに取り組んでいきたいと考えているところでございます。
その他の予算につきましても、経費全般にわたり徹底した歳出削減に取り組みながらも、町民生活に必要不可欠な医療、福祉、教育や道路等の基盤整備など、安心・安全を基本理念にし、主要施策を十分反映できるように予算編成をしてまいりたいと考えております。
私からの答弁は以上でございますが、残りました質問につきましては、担当から答弁させていただきますので、よろしくお願いします。
◎坂井貞雄教育長 青木議員のご質問のうち、2、義務教育費につきまして順次お答えを申し上げます。
初めに、児童・生徒の学力についてでございますが、伊奈町におきましては、平成19年度から小学校1年生を除くすべての児童・生徒を対象に伊奈町学力調査を実施しております。この調査は4月早々に実施することから、各学校におきまして、前の学年で学習した内容がどの程度理解できているのか、自校が全国と比べてどのような状況にあるのかなどを把握し、自校の課題を明確にし、指導に生かすことを目的としております。
この調査は、全国レベルの希望調査でございますので、調査問題及び採点につきましては民間委託をしております。小学校では国語、算数の2教科、中学校1年生は国語、社会、数学、理科の4教科、中学校2年生及び3年生は国語、数学、英語、社会、理科の5教科につきまして実施しております。ここの結果につきましては、取り組むべき具体的な課題が明記された成績個表が児童・生徒を通して配付され、保護者にお知らせをしております。
町教育委員会といたしましては、町としての結果を分析し、指導すべき課題のある事項についてまとめた報告書を各学校に送付し、子供たちの学力向上に生かすよう指導しております。各学校におきましては、日常的に休み時間や昼休みなどの時間を活用して計算問題や漢字練習など継続的に取り組んでいるところでございます。さらに、つまずきのある児童・生徒に対しましては、補充の指導を行うなどにより、「わかった」あるいは「できた」というわかる喜びを体験させたりして、つまずきの解消に向けての指導を行っているところでございます。
次に、全国学力・学習状況調査の結果の生かし方でございますが、全国学力・学習状況調査は、小・中学における最高学年の小学校6年生と中学校3年生を対象として、国語及び算数・数学の2教科に限定した調査であり、児童・生徒がこれまでの学習内容をどの程度身につけているのかを把握するとともに、生活習慣や学習への意欲、態度につきましても質問紙により行っております。
伊奈町の結果につきましては、埼玉県の結果と同様に、算数・数学に課題が見られますので、各学校に対しまして、算数・数学の学習内容の定着に向けた具体的、重点的な取り組みに力を入れるよう働きかけているところでございます。
町教育委員会といたしましては、各学校に対しまして、数字結果だけではなく、家庭学習への取り組み状況や、生活習慣なども含めたトータルな視点で課題を把握し、各学校における特徴的な傾向をグラフ化で資料を提示し、教員が課題意識を持って地道な取り組みを行うよう指導しているところでございます。
議員ご指摘のように、新学習指導要領がことしの3月28日に告示をされまして、来年度からの移行措置を踏まえ、小学校におきましては平成23年度から、中学におきましては平成24年度から本格実施されますけれども、学力向上に向けましても適切に対応してまいります。
いずれにいたしましても、各学力調査の生かし方につきましては、町教育委員会といたしまして、一人一人の子供たちの学力向上のために校内研修を適切に実施し、指導方法の具体的な工夫改善を行うとともに、わかる喜びを子供に味わわせ、自信をつけさせることができるよう、教員の指導力向上のために学校を支援してまいります。
次に、高校進学についてでございますが、昨年度における町立の中学校卒業者の進路状況につきましては、高等学校等への進学者の割合は卒業生の99.1%、就職者の割合は0.9%でございました。学校における進路指導を進めるに当たりましては、生徒自身がみずからの生き方を考え、将来に対する目的意識を持ち、自分の意思と責任で主体的に進路を選択し、決定ができるよう指導、助言することが大切であるととらえております。
そこで、中学校におきましては、一人一人の生徒が就職及び高等学校等に進学することの目的や意義を考え、希望する進路先と自己の能力や適性を検討、吟味した上で、自覚を持って進路選択ができるよう、計画的な進路指導を行っているところでございます。
実際に進路選択の手順につきましては、生徒自身がみずからの意思で、3年生の夏季休業のころから高等学校等が開催する説明会や体験入学に参加し、志望校を決定するために各学校の教育方針、校風、教育課程、卒業生の進路先、通学時間などの情報を収集しております。その後、生徒、保護者、学級担任による三者面談を行います。三者面談におきましては、生徒みずからが望ましい進路選択が行えるよう、学級担任は学力ばかりではなく生徒の将来の人生設計を踏まえての幅広い視野に立った指導、助言を行っております。
各中学校におきましては、三者面談に先立ちまして、校長、教頭、進路指導主事、学年主任、学年職員等から構成される進路検討委員会を設置しております。進路検討委員会で生徒一人一人の校内実力テストや定期テスト、ふだんの学習状況などの学力に関する資料や、生徒会活動、部活動などの活動実績を資料とし、入学可能性の入り口指導のみならず、3年後の出口をも見通した十分なる検討を行っております。学級担任は、過去の実績に基づき、生徒及び保護者に正確で最新の情報提供を行います。
なお、全国学力・学習状況調査につきましては、国語、数学の限定された2教科におきまして、中学校第2学年までの学習内容を出題範囲として調査するものでございますので、高校進学にかかわる直接的な資料として活用することは困難でございます。
生徒は、その後も繰り返し保護者や担任と進路相談を重ね、最終的な進路先の決定につきましては、行きたい高校をみずからの意思で決めることになります。生徒みずからが主体的に進路選択を、さらに決定を行うことは、県教育委員会の方針でもあり、伊奈町教育委員会といたしましては、一人一人の生徒がよりよい人生を歩むために、適切な進路をみずからの意思と責任で選択できるよう、引き続き各中学校を指導してまいります。
次に、部活動についてでございますが、中学校における部活動は異なる異学年の生徒が共通の目標を達成するための主体的な取り組みの場となっております。生徒は活動を通して技能のみならず協調性、礼儀、忍耐力など人間形成に必要なさまざまなことを身につけることができると考えております。さらに、多感な時期の生徒が仲間や教師とともに汗を流し、触れ合うことで一層の信頼関係が築かれる活動でもあるととらえております。実際にみずからの体験を振り返ってみますと、部活動が心身の成長に大きな役割を果たしたと考える方も大勢いらっしゃるものと推察申し上げます。
委員ご指摘の民間のスポーツクラブに所属している生徒の活躍についてでございますが、今年度は水泳のスポーツクラブに所属している伊奈中学校の男子生徒が、学校総合体育大会におきまして関東大会に出場し、大会新記録で優勝しております。同じく水泳のスポーツクラブに所属している小針中学校の女子生徒が、新人体育大会におきまして県大会7位の記録を残しております。さらに、テニスクラブに所属している南中学校の男子生徒が、学校総合体育大会におきまして全国に出場し、また新人体育大会においては県大会で優勝しております。
町内3中学における部活動の現状でございますが、現在、合わせて37の部が顧問及び外部指導者の指導のもと、長期休業中も含めて計画的に熱心に活動しております。3中学校ともすべての部活動に対して1名ないしは2名の教員が顧問として指導しております。また、町教育委員会といたしましては、現在、町内で8つの部活動に外部指導者を派遣しまして、顧問との協力のもと、生徒により専門的な指導が受けられるよう条件整備を行っているところでございます。
本年度の成果といたしましては、新人体育大会におきまして、伊奈中学校の男子卓球部が県大会におきまして個人、ダブルス優勝、団体戦ベスト16、サッカー部が第3位という成果をおさめております。このほかに剣道部、柔道部が個人戦で県大会出場を果たしております。小針中学におきましては柔道部、南中学におきましても剣道部が県大会に出場しております。
また、文化部におきましては、3中学校とも吹奏楽部が充実した活動を行っているところでございます。さらに、伊奈中学校の家庭科部におきましては、埼玉県発明創意工夫展発表の部で優秀賞を獲得しております。
部活動につきましては、たとえ県大会に出場できなくても、ふだんの授業では得られない成就感、達成感を味わい、連帯感を培うなどの教育的効果が大きいと認識しております。今後とも勝利至上主義に陥ることなく、生徒一人一人の努力や成果に目を向けた、そうした指導をするよう、各学校に働きかけてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、A小針小学校体育館新設のポイントとなるものを伺うにつきましてお答えを申し上げます。
小針小学校体育館につきましては、昭和44年建築後、約40年が経過しており、老朽化や耐震性の問題等から、改修ではなく建てかえによる施設整備を検討してまいりました。また、学校プールにつきましても、昭和54年建築後、約30年経過していることから、屋上にプールを設置する重層体育館として、現在のプール敷地を建築場所とする計画にて基本・実施設計を作成しているところでございます。
現段階での設計概要といたしましては、鉄筋コンクリートづくり、延べ床面積約1,800平方メートル、最高部分の高さ約15メートルの建物規模を想定しております。
特色となるポイントでございますが、機能面におきましては、すべての利用者が安心・安全に利用できるバリアフリー対応として、エレベーターや多目的トイレなどの設置を予定しております。そして、施設面におきましては、学校体育施設に必要な設備に加えて、住民開放にも利用できる会議室、外トイレのほか、防災備蓄倉庫などの設置を検討しております。
なお、屋上プールに防鳥ネットを設け、衛生面にも配慮してまいりたいと考えております。
外壁につきましては、コンクリート打ちっ放しのクリア塗装とし、内装は木材を基調にした、明るく、ぬくもりを感じさせるデザインを想定しております。
いずれにいたしましても、これからの実施設計の中で詳細な部分を勘案しながら、使いやすく、地域に誇れる良好な施設整備の実現に向け努力してまいりたいと存じます。
以上でございます
◆9番(青木久男議員) ありがとうございました。
来年度の予算は、先ほども申し上げましたけれども、町長がことしの選挙のときに公表しました、いわゆるマニフェストというものがどのくらい実施されるものかなということでもって期待されるということだと私は思います。
28の項目がございます。町長の任期というのは4年ですけれども、予算を編成して実施するという、実質的には3回しかないんですよね。28項目を単純に4年で割ったとしても、7項目ぐらいは、これそれぞれ別々というわけでない、関連性があるわけで、そういう単純な計算はちょっとどうかとも思うんですけれども、年間に7つや8つは消化していかなければ終わらないというような状況かなというふうに思います。
特に、一番最初に掲げられておりました安心・安全ということで、小・中学校の近くの暗がりとかをなくすというようなところなど、住民の方は真っ先に見て、私の住んでいる下郷あたりでも南中のあたりは随分、こう見ると、最初にお手当てをしていただかなければならないのではないかというような話も出ているほどです。実際近くのところで不審者情報が出たりと、住民もそういう点では早目なお手当てをお願いしたいということで、街灯をつけたりというようなことをお願いしたいというような声も上がっております。
先ほどのご答弁の中にありましたけれども、小学校の耐震とかいろいろございましたけれども、小学校の医療費無料化というのも、大変これは私は目玉ではないかなと思います。先ほど挙げたのは、私なりにプライオリティーというか、優先順位を考えて勝手に申し上げたもので、町長が考えているところと一致するかどうかわかりませんけれども、とりあえず先ほど申し上げました暗がりをなくす施策、安心・安全ですね、小・中学校の近くの登校の安全を守る、防犯灯を計画的に設置するというようなこととか、エレベーターも内宿駅の次はどこになるのかなというようなことなども、そろそろ第1年目として挙げていただけたらありがたいというふうに思います。また、ゆめくる、そしてコミュニティーセンター、そして恐らく来年度、図書館、今度は4番目の指定管理者制度ということもまたどんなところを考えているのかということも、やはり町民として非常に興味あるところでございます。
そういうことでございますので、もし先ほどの答弁のほかにもう少し細かく言えるところがあるんだよというのがございましたら、この28の項目のうち来年度早速実施しよう、あるいは検討課題に乗せようかなというものがございましたら、ご答弁いただきたいというふうに思います。
それから、教育のほうでございます。
大変ご丁寧にご答弁いただきましてありがとうございました。学力についても、あるいは部活とか高校入学とかということについても、私たち議員をやっていてもなかなかじかにその状況がわからないというのが現実なんです。実際、例えば高校入試なんかでもそれぞれ子供さんが自分で計画したところに行くように指導しているし、まさしくそうなっているんだというお話でございました。けれども、それでは具体的にどういうような高校にみんなが行っているのかなということも、町全体として私なんかも皆目わかりません。住民に聞かれてもわからないんです。教育委員会で聞いてくださいというような話になってしまうんですけれども。
あるいは、部活のすばらしい成績がありましたけれども、こういうものも、何というんでしょう、公表するようなシステムというようなものがあったらいいかなというふうに思います。
公表とかということでは学力テストということも、例えば町単独の学力テストは、保護者の方に、個々の成績でしょうかね、それは、お知らせしているということでございますけれども、全体的な成績というものをぜひ公表していただいて、私たちも教育の一環を担っているんだと。私たちというのは住民のことでございます。町、そして学校、そして保護者、そして我々住民も、教育という面の学力向上という点、あるいはいろんな教育活動の一助になるんだということでお知らせいただけないものかなというふうに常日ごろ思っておるところでございます。
全国学力テストの結果というのは、いろいろと問題がありまして、発表するだ、しないだといろいろございます。けれども、やはりこれは、私は発表していただいて、いろんな議論の中でよりよい成果を生んでいくべきだというふうに思うんですけれども、町単独の学力テストも含めて、もう少し一般に公表するような考えはないものかどうか、お願いしたいと思います。
全部質問してしまったほうがいいですか。
○永沼時子議長 一通り。
◆9番(青木久男議員) はい、わかりました。
それでは、部活動でございます。
学校の部活動を聞いたんですけれども、一部民間のサークルに入ってすばらしい成績を上げているというお話でございました。私としては、それはともかくして、学校の部活動、今お伺いしましたけれども、それぞれ大いに頑張っているかなというふうに思います。
ただ1点、先ほど教育長が申し上げました競技一辺倒ですか、成績至上主義に陥らないようにというような考え方は、それも一つの理屈かもしれませんけれども、やはり競うというような大事さも、私はとても大事な要素ではないかなと思うんですよね。それは私の意見ですので、結構ですけれども。
体育館の施設でございます。
大変やはり今お伺いしました住民開放とか、あるいは木材を大変使ってというような話もお伺いいたしました。福島は福島の材木を使ったということが売り物になっているかなと思うんですけれども、埼玉県にも飯能のほうに西川材というすばらしいヒノキがあるそうでございます。ちょっと聞きましたら、ヒノキの北限がここら辺あたりで、ヒノキにとって寒いということで、非常に緻密な年輪でもっていい材木があるそうです。そういうものを使ったりとかいうようなことも大いに検討していただけたらありがたいと思います。
以上です。ご答弁お願いします。
◎野川和好町長 青木議員の再質問にお答え申し上げます。
幾つかご指摘があったわけでございますが、特に安心・安全で、下郷地区の照明ですか、街路灯ですか、その辺があったわけですが、全町的にそういうところがありましたら、なるべく重点的に直していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それと、今、どうしてもやりたいこともあるんですが、民間保育所の受け入れ枠の拡大、助成をということで私申し上げたんですが、そのほうも検討に入っております。
それと、体育館のほうですが、今、基本設計の段階で、来年度壊しに入る。この辺、教育長さんお話ししたかもわかりませんけれども、ここはもう来年度壊すことが決まっております。
そして、耐震補強の問題ですが、今、騒がれていますが、これはもともと騒がれているというか、基本的な問題でございますので、早くこれも学校関係をやっていきたいなというふうに考えております。
それと、エレベーターのお話が出ましたが、今、交渉中でございます、会社、そして県。ですから、具体的なあれが出ましたら、まだというのは、ここへ来て、ご指摘のとおり県のほうが、きのうの新聞等でも大分法人税がマイナスになってくるだろうということで、当初予算が組めないのではないかというような、知事談話が入っていました。そんな中で今、交渉段階で、知事とも直接二、三回お会いしてお願いをしてきているんですが、大変枠の問題で厳しい状況下にありますので、まだ発表できる段階ではないと思っておりますが、頑張って担当も交渉しております。
指定管理者制度でございますが、これは今、行って検討をしております図書館のことが終わりましたら、これをしっかりとやりましたら、次、考えていきたいと思いますので、まだ今の段階では白紙でございます。
医療費の問題で指摘ございましたが、これも今年度も近々に査定に入るわけですが、これも医療関係との話し合いも必要なものですから、すぐに、こちらで出すからいいですよと窓口に言ってもなかなかできないものですから、これは医師会とも相談しながら、しっかりと近隣等の様子を見ながらやっていきたいと思いますので、時間を少々いただければと思っております。
以上でございます。
◎坂井貞雄教育長 青木議員の再質問にお答え申し上げます。
初めに、全国学力調査等の公表への基本的な考えでございますけれども、数値のみがひとり歩きをしまして学校の序列化につながりやすいことを考えまして、具体的な数字の公表はしない方針でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
大事なことは、現況がどうなっているのかを確認をしまして、一人一人の学力向上に向けて、集団として、個人としての指導方法を工夫改善しまして、子供たちにわかる喜びを味わわせ、自信をつけさせていく営みを探っていく資料として役立てていきたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、町内の中学校卒業者の具体的な進路先がよくわからないけれどもどうなっているのかというご質問でございますけれども、各学校におきましては、具体的な進路先一覧として学校だより等々で公表していることと思います。参考までに、平成20年3月、ことしの春の町内3中学校の卒業者の概要についてお知らせ申し上げます。3中学卒業生316名でございましたが、そのうちの全日制県内公立高校に198名、県内私立高校には84名、県外の国立高校に1名、公立高校に1名、私立高校に8名となっております。なお、県内の定時制高校に4名、県内の通信制高校に6名、県外の公立市立高校に6名となっております。そのほかに高等専門学校1名、特別支援学校4名、就職3名となっておりますことでお知らせ申し上げます。
次に、部活動につきましてでございますが、私も、議員おっしゃるとおり、ある程度勝つことに向けまして練習することは当然でございます。勝つ喜びと負ける悔しさ等を味わいながら子供たちは人間的成長が深まると考えております。心身の鍛錬や技術の向上、同学年、異学年集団とのかかわり合いによって得られる人間的な成長や友情の深まり、師弟同行による強いきずな、あるいはふだんの授業だけでは得られないようなさまざまな効用がございますので、教員の負担も大きいわけではございますけれども、今後とも部活動の意義を認め、部活動について教員が子供と一緒に活動する喜びを今後とも各学校に対して働きかけてまいりたいと思います。
以上でございます。
◎川田貴雄教育委員会次長 再質問にお答えいたします。
西川材等の地産地消の関係でございますが、材料等は地産地消の意を用いて十分検討してまいりたいと思います。ただし、工事費との関係もございますので、十分ご理解のほどを願いたいと思います。
以上です。
◆9番(青木久男議員) ありがとうございました。
ぜひ来年度の予算づけは、2期目ですので、自信を持って、町民にこういうことをやるんだというものの目玉、1つ、2つ、3つぐらいあってもいいかなと思いますので、張り切ってやっていただきたいと思います。
それからあと、学力調査のほうでございますけれども、いろんな資料を読みますと、英語だの、数学だの、国語だのというテストのほかにいろいろ生活の調査なども、テストではないですよ、これは、アンケートなんでしょうかね、も行っておるようなんですけれども、そちらのほうの成果というものは何も聞こえてこないんですけれども、何かそういうものでとらえたことなんかもあるんでしょうか。というのは、学力と、そういうような生徒の日常生活と関連が大いにあるんだというような結果が出ているというような話も伺っているんですけれども、町のほうとして、町単独の学力調査をして、その結果等の、何というんでしょう、分析とかというのはあるんでしょうか。
ちなみに、上尾市の広報を見てみましたらば、ことしの4月22日ですか、に実施した単独調査ですと、朝食を食べる子は食べない子よりも成績がいいんだとかというような情報が出ているんですけれども、上尾だけの話なんでしょうか。町でもそうなんだというんでしょうか。そこら辺、何かもう一つほかに載っていますので紹介させていただきますと、学校の決まりをよく守る子は成績がいいんだというような結果も出ているようなんですけれども、せっかく町で予算を組んでやっているテストですから、もしそういうような関連性とかというのが出ていたら教えていただきたいというふうに思います。
また、先日の埼玉新聞で全国学力テスト、お読みになったと思いますけれども、県内ではここ11月、12月までに10の市町が公表しているというような話もあります。町レベルでもありますし、市レベルでもあります。そして、その中の11月に公表を始めた鶴ヶ島市では、公表理由についてこういうことを言っていると新聞に載っております。「市民と協働することを主眼にした。市の実態を理解することで、学校だけでなく家庭や地域も一緒に学力向上を目指すため」と話していると。まさしく私はそのとおりだと思います。これからでも遅くないんですけれども、教育委員会独自の見解で公表するというようなこともぜひお願いしたいと思います。
◎坂井貞雄教育長 青木議員の再々質問にお答え申し上げます。
伊奈町におきましても、学習状況調査を拝見しますと、やはり生活習慣等に乱れがある児童・生徒、さらには学習習慣、特に家庭学習等々が身についていない児童・生徒等につきましては、当然のことながら学力について課題がございます。それにつきましては、個々の課題、あるいは学校全体としての課題等把握をしまして、学校の実情に応じた積極的な取り組みを行うよう校長会等々で協議をしまして、個別対応あるいは集団対応を行っているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
なお、今後の町の考えとしまして、学力調査にかかわる公表等につきましては、現在のところ数字の公表はしないというふうに申し上げましたが、このことについては、近隣状況等を踏まえ、なおかつ県の考え、国等のかかわりも含めまして慎重に研究してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。
◆9番(青木久男議員) 大変ありがとうございました。
以上で終わりにします。